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体内時計と健康


生物はすべて体内時計で活動している。この時計は生きていくための基礎的仕組みです。


  1. この時計が壊れると 不眠になります。
    なぜ体内時計が壊れるか。睡眠は朝の覚醒時刻と朝の光に関係する。朝の青い光によって夜間の入眠時刻がセッティングされ入眠時間が決まる。朝の光により松果体のメラトニン分泌を止めると16時間あとにメラトニンの分泌が自然に始まり睡眠準備状態に突入する。
  2. つまり不眠症の原因のほとんどが朝の起床時の覚醒の仕方に起因する。目覚ましの音でなく太陽光で起床しましょう。
  3. 不眠の原因のもう一つは夜間の過ごし方にある。夜間のパソコン、スマホの青い光、夜食、熱いお風呂などが関係する。夜間の青い光はメラトニンの分泌を止めてしまい、不眠になる。他にも鼻閉や、喘息、痒み、痛みなどの身体症状があるともちろん眠れない。                                                                                
  4. 夜食を沢山摂ると早朝の空腹感がなくなり朝起きにくい。夜遅くのアルコールは夜間頻尿、夜間覚醒を引き起こし早朝覚醒が不良になる。

  5. 時計が乱れると精神疾患を起こします。不眠症になり夜間幻覚を起こし、不安感が増大してうつ状態になり、精神科に通院して眠剤や安定剤を処方され悪循環に突入して自分も精神病と納得してしまう。ストレスのせいだと決めてしまう。


  6. 体内時計が乱れると 肥満になったり、 血圧が上昇したり。糖尿病になります。食事が不規則になり、夜間の食事が増えて体重が増加、体重増加で血圧上昇、メタボになって糖尿病に突入します。
  7. 現代社会は体内時計が乱れやすい、意識して体内時計を整えることが大切です。